· 

2012年8月8日(水)に大磯町生涯学習館で、研究室の学生がインフレータブルローバーについて講演を行いました。

2012年8月8日(水)に、学部4年生の鎌形史也君と大学院2年 生の鈴木亮君が、神奈川県大磯町の大磯町生涯学習館にて開催された大磯町教育委員会主催の平成24年度夏休み★青少年おもしろ講座で、約40名の子どもた ちを対象に「宇宙ってなんだ!?−未来の月面探査機を見てみよう!−」と題して講演を行いました。本講演は、東海大学航空宇宙学専攻のウルトラライトス ペースシステムプロジェクト(LSSP)との合同で実施したもので、LSSPスタッフ6名も参加しました。
インフレータブルローバーは、 走行するタイヤを輸送時には折り畳んでコンパクトに収納し、月などの目的地に到着した際には気体を導入して膨らませて、凹凸がある月面を走行させるもので す。このようなシンプルな構成のタイヤのため、大きさの割には超軽量で、ローバー本体を含めても1kg以下で実現させることを目指しています。この日は、 コンセプトモデルとして実験室でLSSPにより試作されたローバーを2機持ち込み、講演の後半では参加者にリモコンで操縦してもらって走行実演を行いまし た。前半の宇宙や宇宙探査についての講演を含めて、約2時間にわたる講演でしたが、最後まで熱心に聴いてくださり参加者の方々に感謝いたします。