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2008年11月3日(月)に東海大学湘南校舎でSpace Structure Contest 2008を開催しました。

将来、人工衛星で使われるパラボラアンテナはお菓子の袋でできる かもしれない?実は、実際に、金属を蒸着した薄いフィルムで作った風船のようなアンテナを宇宙で使う研究が行われています。パラボラアンテナの反射鏡は放 物線をぐるっと回転させた形状をしていますので、少し工夫をしてそのような曲面を作ってやれば、実はスナック菓子の袋でもアンテナが作れるのです。多少皺 があっても歪んでいても場合によっては「なんとか使える」ものです。この感覚が宇宙構造物の研究には欠かせません。
研究室の学生が企画したSpace Structure Contest 2008が、建学祭期間中の11月3日(月・文化の日)に開催されました。当日は、9チーム12名の参加者が衛星からの電波の受信レベル、質量、折り畳み 性を競いました。また、軽量宇宙構造技術に関する展示も行いました。建学祭の時期でもあり、外部からも多数の方々が見学に見えました。皆さん、どうもあり がとうございました。