1. 無地のA4判ノート

理工系の授業では計算問題がたくさん出てきますが、計算する時に使うノートは罫線がない無地のノートが便利です。授業で取り上げる計算問題では、複雑な関数や分数、あるいは積分の計算などで、複数の行にまたがることが珍しくありません。その時に、ノートの罫線をじゃまに感じる方が少なくないと思います。もともとは、文章や文字を書くことを主に想定して罫線があるのですが、数式を書くには不便です。ところで、罫線がない無地の真っ白なノートを売っているのをご存知ですか。子どもの頃に、自由帳と言われていたものですが、ここでオススメは、やや大判のA4サイズの無地のノートです。実際に使ってみるとわかりますが、このサイズでも小さすぎる場合が出てきます。その時は、別の紙に書いて、後述するテープ糊などで貼り付けます。無地、つまり罫線がないノートのメリットはこれだけではありません。図を書いたり、絵を書いたりが気持ちよくできます。つまり、罫線が思考の邪魔をしないということです。計算をするときにも、脳はフル回転をして考えているので、思考を妨げる罫線はないほうが良いと思います。これが、白紙のノートをおオススメする理由です。