· 

2016年1月9日(土)に東海大学湘南キャンパス6号館6B-101大教室で、毎年恒例の研究室新春ゼミナールを行いました。

これまで研究室では、年明けに「新春ゼミナール」を開催してまいりました。12月末に卒業論文や修士論文を提出し、あとは1月末の発表会を待つばかりの卒研生や修士課程2年生に加え、春学期から研究ゼミナールを行ってきた3年のゼミナール生が参加して丸一日ゼミを行います。3年生は、そろそろ各自の卒業研究のテーマを決める時期でもあり、このような時期に、朝から夕方まで集中して切磋琢磨するための場は、いそがしい日々を過ごす中でたいへん貴重なものでもあります。
これまでは学外の施設をお借りして行ってきましたが、今年は、学生の発案により、一層の充実を目指して、学内の大教室で行いました。往復の時間が短くてすむ学生が多く、より多くの時間をゼミに割くことができました。また、大きな教室を使用して、実際のプレゼンテーションのテクニックを駆使した発表のスキルを向上させるための実践的なトレーニングも目指しました。
卒業研究や修士研究の発表時間は通常10〜20分程度です。もちろん短い時間で要領よく説明をすることも大切ですが、1年間かけてやってきた内容を、できればじっくりと時間をかけて発表したいという学生は少なくありません。また、質を高めるためには「量」(ここでは時間)も大切です。新年ですから、「手短に要点を」ではなく「じっくりと時間をかけて」というスタンスで臨みました。

終わった後は、新年会を兼ねたご苦労さん会を開催し、先輩と後輩の親睦を深めることもできました。