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2015年7月27日にJAXA宇宙科学研究所で開催されたJAXA主催による25th Workshop on Astrodynamics and Flight Mechanicsで研究室の大学院生が発表を行いました。

2015年7月27日にJAXA宇宙科学研究所でJAXA主催による25th Workshop on Astrodynamics and Flight Mechanicsが開催されました。本ワークショップで、研究室の大学院1年生の木下寛之さんが,Experimental Study on Deployment of Spin Type Square-Shaped Solar Sail with Buckling Phenomenon of Membraneと題して発表を行いました。このワークショップは、毎年この時期にJAXA宇宙科学研究所で開催されるものです。今年は7月27日〜28日の2日間にわたり、宇宙航行や探査機の軌道設計・軌道計画などに関する幅広い最先端の研究成果が数多く発表されました。木下さんの発表は、自身が現在宇宙科学研究所において研究を進めている研究の成果によるものです。発表内容は、ソーラーセイルの展開時における非同期性に関して、縮小モデルを用いた真空槽の中でのスピン展開実験の結果や、シミュレーションの結果をもとに、非同期展開に至る原因を推定したものでした。将来のより大形化されたソーラーセイルにおいて、一層確実な展開を目指すために不可欠な技術になります。