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2020年10月27日〜30日にオンラインで開催された第64回宇宙科学技術連合講演会で研究室の大学院生が発表を行いました。

2020年10月27~30日にオンラインで開催された第64回宇宙科学技術連合講演会に参加し、「コンベックステープを用いた巻き取り収納可能な火星飛行機主翼の検討」について研究発表を行いました。
宇宙で用いる構造をメインテーマとしたセッションで、私は火星で飛行探査を行う飛行機の主翼を、従来検討されてきたヒンジ付きの折り畳み翼ではなく、コンベックステープを用いて巻き取り収納可能とすることで、収納効率を向上させる方法を提案しました。
講演会での発表準備をする中で、これまで行ってきた研究の内容が整理され、改善点の発見や今後の研究の指針を定めることができました。発表時の質疑応答では、さまざまな質問やコメントを頂き、今後検討を進めていく上で非常に参考になりました。
また、講演会の開催中はさまざまなセッションの研究発表を聴講させていただきました。今年の講演会はオンラインでの開催となり、直接研究発表を聴く機会が得られず残念ではありましたが、多くの学びを得ることができました。今回得られた経験は修士論文にも活かしていきたいと思います。(大学院2年生・石川明日真)